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なぜ留学のための英語準備が必要?

日常英会話ともビジネス英語とも違う“アカデミック英語”とは?

留学を成功させるためには、文献を読んだり、クラスで討論を行ったり、リサーチをしてレポートや卒論を書いたりするための“アカデミック英語”と呼ばれる特別なスキルが必要になります。これはネイティブの学生でも必要なスキルで、彼らは大学(院)までの教育課程でそれらのスキルを身につけているのです。

(アメリカでは「カレッジ・イングリッシュ」「カレッジ・スキル」とも言います)

海外の大学・大学院で必要なアカデミック・スキルの一例

アカデミック・リーディング
Academic Reading

授業のたびに専門書や各種文献を数十ページ分読まなければならず、毎週3~5冊の専門書を読むことも珍しくありません。

アカデミック・ライティング
Academic Writing

入学してすぐに課題の提出が求められます。アカデミックな単語・スタイルで執筆しなければならないのが一般的なライティングとは大きく異なるところです。

ディスカッション、ディベート
Academic Skill - Discussion

海外では、授業への“参加”や“貢献”が求められます。授業の中で頻繁にディスカッションや討論が行われ、論理的で説得力のある発言が求められます。

リサーチ、プレゼンテーション
Academic Skill - Presentation

プレゼンテーションでは、ビジュアル資料を効果的に使用しているかどうかも発表の印象や説得力を左右し、評価の対象になります。


なぜ留学のための英語準備が必要?

留学すれば英語力もつくのではないでしょうか?

英語力は留学前に習得していないと授業についていけません。授業では英語は“手段”であり、英語上達が目的ではありません。日本にいる間にきちんと英語力を伸ばしておくことが重要です。

英語のスコアは入学条件を満たしています。これは大学の授業についていけると認められたのではないでしょうか?

あくまで入学条件にしか過ぎません。例えばIELTSのライティングは250語のエッセイを書く能力があれば良いスコアをもらえます。しかし、大学に入ると1,000~2,000語レベルのエッセイ提出が課されます。また卒業論文では10,000語以上のライティング力が必要になります。

IELTS/TOEFLと留学後に必要な英語スキルの比較表
英会話学校に通っています。受講は必要ないですよね?

英語圏で生活するためのコミュニケーション能力を高めるためには有効かもしれません。しかし、留学するみなさんに身につけていただきたいのは、大学・大学院で文献を読んだり、エッセイを書いたり、研究発表をするための英語力です。これは日常の会話力や手紙、Eメール、ビジネス文書力とも異なるスキルです。

語学留学希望です。英語力を高めるために留学するのだから、日本での勉強は必要ないですよね?

1年以上の長期計画で英語力を伸ばす金銭的、時間的余裕があればそれでもよいかもしれません。ただし、クラスメート、寮生と深く付き合うため、ホストファミリーと楽しい時間を過ごすためにもやはり事前に英語力があるに越したことはありません。また、日本人やアジア人は低いレベルのクラスにかたまる傾向があります。日本にいる間に力をつけておけば、レベルの高いクラスに入ることができ、ヨーロッパ人をはじめ国際色豊かな環境で勉強できる可能性が広がります。クラスメートの英語力も高いので、彼らと一緒に学び、遊ぶ中でさらに英語力を伸ばすことが可能になります。

 

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